花粉症

花粉症とは

花粉症とは、スギ、ヒノキ、シラカンバ、ハンノキ、ヨモギといった植物の花粉が鼻や目の粘膜に触れることによって発作性のくしゃみ、鼻水、鼻づまりや目のかゆみなどの一連のアレルギー症状を言います。原因物質としては、日本ではスギが多く、花粉症の約70%がスギ花粉症と言われています。症状は、くしゃみ、鼻水、鼻詰まりのアレルギー性鼻炎と目のかゆみ、充血のアレルギー性結膜炎が生じます。

花粉症は、その年に飛散する花粉数によって症状の強さが変わり、また、症状もくしゃみ・鼻水がつらいタイプと鼻づまりが強くなるタイプに分けられます。

2018年スギ・ヒノキ花粉飛散予測について

2018年スギ・ヒノキ花粉飛散予測

2018年春のスギ・ヒノキの花粉飛散量は、2017年の春の花粉飛散量と夏の気象条件から、関東甲信越では前年よりやや多く、特に関東北部にかけては、前年の2倍前後になると予想しています。また、過去10年平均の花粉飛散量と比べもかなり多くなると予想され、近年の花粉飛散量自体は増加しています。(NPO法人 花粉情報協会 参考)

主な植物の花粉飛散時期について

花粉症と風邪の違いってなに?

花粉症は植物の花粉が原因となって起こるアレルギー性の病気で、くしゃみ、鼻水、鼻詰まりの3つお症状を主とするアレルギー疾患です。症状が風邪とよく似ていますが見分けるポイントを覚えておきましょう。

花粉症と風邪の違い

花粉症の治療

花粉症の治療は、内服薬や、点眼薬などを症状に応じて、組み合わせて使用します。

作用別には、抗アレルギー薬、抗ヒスタミン薬、局所ステロイド薬、局所血管収縮薬などに分けられますが、抗アレルギー薬などは、一定の効果がでるまでに時間がかかることから、症状の出始める前に治療を始めることが大切です。
花粉が飛び始める2週間前くらいからお薬を飲んだり、目薬をさすことで、症状を軽く抑えることができますので、どうぞお早めにご来院下さい。

 ご自身でもできる花粉症対策

▼ 外出時には、マスクや帽子を着用

マスクや帽子を着用

花粉の吸引を最小限に抑えるためのマスクや、髪に花粉をつきにくくするための帽子を身に着けて外出しましょう。フリースなどの花粉がつきやすい素材の服は避け、家に入る前に体の花粉をよく払うことも効果的です。

▼ こまめな掃除と空気清浄機の活用

掃除と空気清浄機

どんなに気をつけても、家の中の花粉をゼロにすることはできません。こまめに掃除機をかけ、家の中に花粉がたまらないように注意しましょう。また、ほこり・ダニ・花粉の除去が可能な空気清浄機を使用することも効果的です。

▼ バランスの良い食事を摂り、よく眠る

ランスの良い食事を摂り、よく眠る

花粉症は、アレルギー症状です。ストレスがたまっていたり、体が疲れていたりすると、アレルギーが出やすくなります。栄養のある食事を摂り、睡眠をしっかり取って体を十分に休め、健康な状態を保つことが大切です。

どうぞお早めにご来院下さい

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